OUR TECHNOLOGIES研究・技術

事業展開

心拍変動データを集積

  • デスクワーク中、運転中、睡眠中など、日常生活を含む様々な場面の心拍変動データ取得・解析
  • 事後的にしか取得が困難であった、心筋梗塞などの事前データ取得・解析

データプラットフォームを生かしたサービス展開

  • 新規サービスの開発
    民間企業や医療機関との連携を通して、柔軟なサービスモデルを設計
  • 医療機関に対して
    これまでになかった新しい診断・治療法・経過観察への貢献
  • サービスの精度向上
    信頼性の高い研究母体をもとに、さらにデータ解析の精度を高める

開発技術

“心を通して見える”予見性の提供

  • 弊社の独自性は、細やかな自律神経の変化捕捉に必要な心拍変動解析技術(※1)である
  • 精度・簡便さ・可搬性・予知関連ノウハウをパッケージで提供できる随一の専門家集団である
  • HRV解析を基軸とした予見的検知サービスの提供で、現代の健康ニーズに応えていきたい

※1 心拍変動 心臓の拍動の間隔(RRI)の変動 HRV解析は循環器疾患やストレスの診断に用いられます。

4つの独自技術(SAFE)

S=Sensing
精緻な
医療水準デバイス
A=Analytics
長時間連続
データ解析
F=Future
対処時間を生むことが
可能な予知型
E=Empowerment
持ち歩ける
モバイル解析エンジン
→上記の独自技術(SAFE)により、早期対処・自己管理を可能にします。

リアルタイムに解析を行うスマホアプリ

持ち運びのできない大型の脳波計や頭に埋め込む小型装置を用いることなく、ウェアラブル心電計とスマートフォンのみで発作を予知する技術を実現します。

スマホアプリを利用した健康管理のイメージ

心拍変動リアルタイム解析中のアプリ画面イメージ

研究

大学での基礎研究の成果を活用して社会的な課題を解決します。

研究の背景

てんかん発作が引き起こす問題を、斬新な技術で解決したい。これが弊社の原点です。

てんかんという、痙攣に代表される突発的な発作を繰り返す脳神経の病気があります。印象としては、過去に起きた痛ましい自動車事故の原因の一つとして挙げられる方も多いのではないでしょうか。

てんかんは国内に約100万人の患者がいる身近な疾患です。てんかん患者とその家族は、発作がいつ起こるかわからないため、交通事故だけでなく、浴槽での溺死など発作により死亡したり重症を負ったりする危険、さらには人前で発作を起こす恐怖と向き合いながら生活しています。てんかん発作が引き起こす問題を、斬新な技術で解決したい。この想いを形にするため、実際に発作が起こる「前」に、これから発作が起こることを予知する技術が開発できないかと、京都大学におけるAIデータ解析の専門家熊本大学の医用工学の専門家が立ち上がりました。これまで、北海道から沖縄まで、多数の大学病院や研究機関の協力を得て、臨床評価を実施しています。